棋士「加藤一二三」九段のドキュメンタリーを見て

こないだN○Kで放送してた「加藤一二三」九段のドキュメンタリーをたまたま見たんですけどね、思わず感動したんですよ。
引退が決まっても、タイトル戦を奪取すればそのタイトルに限り防衛戦の形で現役を続けられる、という不可能に近い望みに、77歳の棋士が本気で挑む姿が格好良かった。
バラエティ番組とは全く異なる姿に、「棋士加藤一二三の生き様に、素直に尊敬の念を感じました。


加藤九段はクリスチャンとして洗礼を受けてます。彼がインタビューに対して、「将棋で伸び悩んでいた時、自分は宗教の力が必要だと思った」と答えてます。実際に加藤九段が協会へ通い、長い時間祈りを捧げる様子も映っていました。

自分も何度か洗礼を受けてみようかと思ったことがあるんですが、加藤九段の姿を見て、改めてその気持ちが湧いてきました。
元々信心深くも無ければ真面目でも無いんですが、何か生活に違う視点が生まれるんじゃないか、と思って以前から興味はありました。

自堕落に生きてきた男が30歳を目前にして、洗礼を受けるというのが世間的にどう映るか分かりませんが、もし進展あればまたブログに書こうと思います。
何かが変わるといいんですけどね。

※番組中、加藤九段は「僕は諦める立場には無いんですよ。だってまだ生きてるんだから」という旨の発言をしていて、とても印象深かった。見れる方はどうぞ見てみてください。29連勝もすごいけど、現役最多敗なんて羽生義治にも誰にも真似できないんだぜ。