私の不信

この世の物事に確かな境目など本当は存在しない。それが「善」と「悪」だろうと、「わたし」と「あなた」だろうと。

でも私達はそのように何もかもを「あるがまま」受け入れることが出来ない。
だから、名前を付けて差別化したり、対立構造や上下関係を見出だそうとする。
存在しない境目を作り出して安心する。
「わたしとは違う」「わたしとは関係ない」「わたしは正しい」

そこに確からしさなど無いのに。